工法紹介

オールナイナーオールライナー工法・オールライナー Z 工法

オールライナー・オールライナーZ工法は、工場で含侵された再生材を管内に引き入れた後、更生材に圧力をかけ拡径し、水を加熱・循環させ樹脂を硬化形成させることによって既設管ぎょに新しい管ぎょを形成する非開削の工法です。

また、オールライナーZ工法は更生材にガラス繊維を配置させることにより物性を向上させています。

特長

  • ①管理・管径・管形状を選ばず施工可能
  • ②ライナー厚さの確保が万全
  • ③段差、屈曲でも滑らかな仕上がり
  • ④非近接施工が可能
  • ⑤施工時の環境を汚染しない
  • ⑥自立管として所用強度に応じたライナー厚が可能
  • ⑦低臭気システム(ALOF)を採用
  • ⑧オールライナー工法 300~1000は蒸気でも施工可能

施工工程

更生済の標準工程

  • 材料準備
  • 樹脂混合
  • ベースホース樹脂含浸
  • キャリプレーションホース樹脂含浸
  • キャリプレーションホース反転挿入
  • 保冷出荷
    ※準備施工工程 引込工へ

標準施工工程

  • 管内TV調査工
  • 前処理工
  • 施工前準備
  • 引込準備
  • 引込工
  • 鉱径工
  • 加熱硬化
  • 冷却・排水
  • 管口切断工
  • 取付管口搾孔工
  • 管口仕上げ工
  • 管内TV調査工
  • 後片づけ

オールナイナーオールライナー i 工法

オールライナーi工法は、熱硬化性樹脂を含浸させた不織布ホースを既設管ぎょ内へ水圧により反転挿入し、
ホース内の水を加熱・循環して樹脂を硬化させ、既設管ぎょ内に新しい管ぎょを形成する非開削の工法です。

また、オールライナーZ工法は更生材にガラス繊維を配置させることにより物性を向上させています。

特長

  • ①長距離施工が可能
  • ②曲がりのある管ぎょでも施工可能
  • ③任意の厚さの材料を選択できる

施工工程

現場

  • 管内洗浄・TV調査・反転タワー組立
  • アウターチューブ挿入工
  • ホース反転工
  • ライナー形成工(拡径・加圧)
  • ライナー形成工(加熱・養生)
  • 反転タワー撤去
  • 管口仕上げ/穿孔工
  • 施工後TV調査

イメージ(反転工)

オールナイナーパートライナー工法・パートライナー S 工法

パートライナー工法は、損傷した管ぎょ内面にFRPライニングを形成する非開削の補修工法です。

ガラス繊維マットに熱硬化性樹脂を含浸させ補修機にまきつけ、損傷個所に引き込み空気圧により圧着し、樹脂を硬化させFRPを形成します。

また、パトライナーS工法は、取付管との接続部の補修を可能としました。

パートライナー工法

  • ①浸入水を完全に止水
  • ②損傷管の補強が可能
  • ③施工時の水替え不要
  • ④卵形管にも施工可能

パートライナーS工法

  • ①取付管口と本管部分の一体補修
  • ②止水と補強が同時に実現
  • ③浸入水などの水場でも施工可能

施工工程

更生済の標準工程

  • 準備
  • 管内洗浄
  • 管内TV調査工
  • 樹脂含浸
  • 補修機引込
  • 補修機圧着
  • 加熱硬化
  • 補修機撤去
  • 管内TV調査工
  • 後片付け

施工イメージ

施工イメージ

オールナイナーサイドライナー工法

サイドライナー工法は、硬化性樹脂を含浸させたホースと成形用のホースからなるダブルホースを取付管内に反転挿入し、樹脂の硬化後、成形用ホースを撤去することによって既設取付管に新しい管ぎょを形成する非開削の工法です。

特長

  • ①シンプル・コンパクトな施工機材
  • ②施工直後の通水可能

施工工程

現場

  • 調査工・取付け管測長
  • 樹脂混合・含浸
  • ホースセット
  • 反転挿入
  • 硬化
  • キャリプレーションホース撤去
  • 本管内ライナー除去
  • 桝内仕上げ

イメージ(反転工)

オールナイナーハウスライナー工法

ハウスライナー工法は、樹脂含浸層を有する可撥性FRPを加工した熱硬化性樹脂含浸ライナーホースを本管側から取付け管内へ引込み、加熱硬化させて本管と取付け管の接合部を一体化させるとともに、取付け管を更生する非開削の工法です。

特長

  • ①本管と取付け管接合部の一体化と取付け管更生を同時に行うことができる
  • ②本管と取付け関節合部の浸入水の止水が可能
  • ③施工直後の通水が可能

施工工程

現場

  • 管内洗浄・管内TV調査・本管・取付け管
  • 樹脂含浸工
  • ホース引込み工
  • ライナー形成工(拡径・加圧・加熱養生)
  • 冷却・排水工
  • 桝管口仕上げ工
  • 施工後TV調査工

イメージ(反転工)

パルテム技術協会フローリング工法 FR大口径管きょ補修(改築)工法 複合管/製管工法

1.銅製リング組み立て

分割された鋼製リングを人孔から運び入れ、ボルト結合により鋼製リングを組立てます。

2.ポリエチレン部材の嵌合

嵌合部材、表面部材を人孔から運び入れ、鋼製リングに取付けます。

3.モルタル注入

既設管と表面部材との間に高流動・高強度モルタルを注入します。

高強度を実証

ヒューム管を圧壊させ、その最大荷重を測定した後、圧壊された管内にフローリング施工し、
更生後の管を再び圧壊させ、その最大荷重を測定しました。

管渠内径(mm) 更生内径(mm) ヒューム管の破壊荷重 (KN) ヒューム管の最大荷重実測値(KN) 更生管の最大荷重実測値(KN)
800 726 129 292 425
1200 1100 174 472 534
1500 1400 215 435 528
2000 1850 278 399 462